ベルルスコーニ元イタリア首相に有罪判決
反移民政党への支持、イギリス人に多数。
暴力・ファシズムと手を切るという条件つきでならば、移民に反対する極右政党の支持を考えてもいいと考えるイギリス人は、48%。
イギリスの新聞ガーディアン2011/2/27: Searchlight poll finds huge support for far right ‘if they gave up violence’ : Level of far-right support could outstrip that in France or Holland, says poll for Searchlight
ベルルスコーニ政権
ワシントンポスト傘下の外交オピニオン雑誌Foregin Policyの2/14の記事:
Berlusconi’s Real Woman Problem:he exploitation goes far beyond a few underage girls.
イタリアでのベルルスコーニ批判の焦点は、彼自身の未成年者との性行為にあるのではなく、彼のメディア支配・政治支配のもと、モデルの議員・大臣への登用などをとおして、女性は性的魅力で成功するもの、という風潮をイタリアに植えつけた点にある、とする記事。
フィアット従業員:労働条件切り下げ受諾
「労組が労働条件切り下げに合意するならば、工場を拡張するが、
労組が労働条件切り下げに合意しないならば、フィアットは、イタリアから出て行くぞ!」
との強行な姿勢を従業員にみせたイタリアフィアット社。
(→Fiat Threatens To Leave Italy If Union Deal Fails)
従業員の投票の結果、54%が経営側の要求に応じる投票をしたとのことで、
経営側の要求は通り、イタリアフィアット社の労働条件切り下げは決定しました!
今後、労使関係再編が、イタリア産業界全般に波及する見込み。
労働条件切り下げに合意しないなら、工場を海外移転するぞ!
米国の公共ラジオNPRの朝のニュースMorning Editionの記事:
Fiat Threatens To Leave Italy If Union Deal Fails
イタリアの自動車会社フィアット:
労組が労働条件切り下げに合意するならば、工場を拡張するが、
労組が労働条件切り下げに合意しないならば、フィアットは、イタリアから出て行くぞ!
と脅しながらの交渉。
日本でも、そのうちそうなるのだろうか?
イタリア:公教育のリストラに反対する大規模デモ
暴動があったばかりのイタリアで、また、学生による大規模なデモ。
今度は、教育部門をリストラする法案への反対。
しかし、ヨーロッパは大変だ。緊縮政策への反発によるデモ・ゼネスト・暴動、、大雪による交通マヒに、Wikileaks。大混乱の年末。
BBC配信: http://www.bbc.co.uk/news/world-europe-12058434
ローマでの平和なデモのビデオと、パレルモでの暴徒化のビデオつき。
欧州各国:緊縮財政政策→暴動
欧州では、財政支出削減を打ち出した政府に対するデモ・暴動が目立ってきた。
1.英国:
保守党・自由党連立政権が過激な財政支出削減策を打ち出す
→その一環として大学の学費値上げ
→デモと暴動に発展。
http://www.bbc.co.uk/news/education-11727892
→劇場へ向かっていたチャールズ皇太子夫妻が乗っているロールスロイスも取り囲む。
取り囲んで叫ぶだけではなく、ガラスを割るは、ペンキをかけるは・・・。
そのときの映像:
・http://www.telegraph.co.uk/news/newstopics/theroyalfamily/8195403/New-footage-of-attack-on-Royal-car-emerges.html
・http://www.telegraph.co.uk/news/newstopics/theroyalfamily/8193279/Amateur-footage-of-attack-on-Charles-and-Camillas-car.html
2.ギリシア:
ゼネストと2万人規模のデモ。
一部が暴徒化。
前の運輸大臣をリンチ。前運輸大臣の頭部は血まみれに。http://www.telegraph.co.uk/news/picturegalleries/worldnews/8203673/Greece-general-strike-protesters-throw-petrol-bombs-at-police-in-Athens.html?image=4
警官隊と衝突。
警察車両への放火。
警官に対し、石のみならず、火炎瓶まで投げつける。警官のズボンに着火。
動画
3.アイルランド
暴動にはなってないらしい。
4.イタリア
緊縮財政がいやだという理由ではなく
ベルルスコーニ嫌いという人たち数千人規模のデモが暴徒化。
映像: http://www.bbc.co.uk/news/world-europe-11995277
記事:http://www.bbc.co.uk/news/world-europe-11992034
パリでも、年金関連で、大規模なデモがあったか・・・。