Archive for ‘製薬’

2014年8月5日

笹井氏自殺報道

あまり話題になっていないのが、興味深い。
今のところ、目に付いたのは、

http://www.washingtonpost.com/news/morning-mix/wp/2014/08/05/famed-japanese-stem-cell-scientist-dies-in-apparent-suicide-amid-retraction-scandal

http://www.ft.com/intl/cms/s/0/5a9707be-1c87-11e4-88c3-00144feabdc0.html

くらい。

2014年7月9日

STAP細胞関連報道

pbs News Hour 2014/7/8:Scientific journal Nature retracts controversial stem cell papers

 

 

* 2014/3/6にはまだこんな記事が出ていたのか。
 (3月6日)STAP細胞 小保方さん、再現実験に成功 論文発表後初めて
「理研は5日、小保方晴子研究ユニットリーダーが1月末の論文発表後、初めてSTAP細胞の再現実験に成功したことを明らかにした。・・・・ 細かい実験手順も含め同センターとして正しさを再確認したとしている。」

2013年2月21日

モンサントvs農家裁判

PBS newshour2012/2/19:Supreme Court Case on Monsanto Seeds Tests Limitations of Patent Law

 

2012年11月4日

西友:医薬品販売者試験不正 

共同通信11/4:医薬品販売者試験で不正受験か 西友従業員200人超

2011年10月31日

マンモグラフィーによる乳がん検診の効果への疑念

ロイター10/25:女性が考えてるほど多くの命を、マンモグラムが救ってきたわけではない
ニューヨークタイムズ10/29:Considering When It Might Be Best Not to Know About Cancer
8段落「マンモグラフィーについての新たな分析の結論。確かに、マンモグムは毎年、13万8千人の女性の癌を発見しているが、そのうちの、12万から13万4千人は、すでに致命的となってしまっているか、進行が遅くて治療不要であるかのいずれか。」

2011年8月12日

薬の効果の公表バイアス

BBC2010/10/13配信記事:Public ‘misled’ by drug trial claims

2011年8月12日

ファイザー製薬、被害者に賠償開始

BBC2011/8/11:Pfizer: Nigeria drug trial victims get compensation

※この事件についてのこれまでの経緯:【英紙ガーディアン報道】ファイザー製薬―検事総長に訴追回避の圧力をかけるために汚職調査?ファイザーは否定

2011年3月8日

Pfizer-Prevenar ,Sanofi’s-ActHIB

ロイター通信2011/3/7:Japan halts Pfizer, Sanofi vaccines after four dieJapan’s health ministry halted the use of vaccines made by Pfizer Inc and Sanofi-Aventis SA that prevent meningitis and pneumonia following the deaths of four children.

因果関係は不明だが、ファイザー製薬のPrevenar、サノフィアヴェンティスのアクトヒブ接種後に日本で乳幼児が死亡、当局は、しばらく摂取をとりやめることに。ニューヨーク証券取引所では、ファイザー株は、0.9%値を下げた。

とのこと。

2011年1月7日

予防接種が自閉症を引き起こす?

英語圏で影響力をもった、予防接種と自閉症との間の関係についての研究論文が、捏造だったのではないか、との疑惑が、英語圏のメディアをにぎわせている。執筆者側は、ワクチンの売り上げを守ろうとする製薬業界が、自らに不都合な研究をつぶそうとしている、と反論しているようだが、どうだろう?

CNN: Medical journal: Study linking autism, vaccines is ‘elaborate fraud’

NPR Study Linking Childhood Vaccine And Autism Was Fraudulent

2010年12月24日

意外と効くプラセボ

慢性的なIBS症候群(ストレスで、お腹がエラく痛くなったり、下痢になったり逆に便秘したり、といった大腸の病気らしい)の患者に、プラセボだよ、といってプラセボを飲ませたところ、プラセボとわかっていても、プラセボを飲まない人たちより、プラセボを飲んだ人たちの方が、効果があったひとの割合が倍に近かった、という話。

NPR:morning edition:

http://www.npr.org/2010/12/23/132276823/Even-Knowingly-Taking-A-Placebo-Seems-To-Help

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「痛いの痛いのとんでいけ!」と言うのは単なるおまじないだとわかっていても、
美人の女医さんに言われれば、
本当になおってしまう、
ってところ?

しかし、こういう治療法って、保険適用になるのだろうか?

あ、そうそう、この病気って、安倍晋三元首相が悩まされていたのと同じ?
プラセボ飲んでたら、国会乗り切れてたのだろうか?そういう問題じゃない・・・。

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なお、被験者のひとりによると、実験中プラセボを飲んでいるあいだは効いていたが、実験が終わって、公式の「プラセボ」が支給されなくなった途端に、また、症状に悩まされるようになったという。それで、この被験者は、店で、適当なハーブ・サプリメントを買ってきて、自分で自分の「プラセボ」にしたという。

毎日定期的にプラセボを飲むという「セルフヒーリングの儀式」を行うということ自体が効果をもつのではないか、というのが、研究者の仮説だそうだけども、どうだか。