NPR:For Young Swiss Rebels, A Dark Chapter In History
http://www.npr.org/2010/12/28/132406305/for-young-swiss-rebels-a-dark-chapter-in-history
気になるニュース記事
ダイオキシン汚染のリスクがどれだけあるのか、
いや、そもそも、ダイオキシン汚染のリスクをどのように把握したらいいのか、
(ここまで安全という閾値があるという前提にたつべきか、
そういう閾値はなく、ダイオキシンの濃度にリスクは比例するという前提にたつべきか、も含めて)
という点すら、研究者のあいだで合意に達していない、という話。
http://www.npr.org/2010/12/28/132368362/a-chemical-conundrum-how-dangerous-is-dioxin
NYT: http://www.nytimes.com/2010/12/27/business/global/27manga.html
京都精華大学のマンガ関連のコースには、スタンフォード卒の米国人留学生もいる・・・。
マンガ・アニメ関連のコースで、外国から学生を引き寄せる日本の大学が、いくつか現れている。
日本に留学しているあいだに、マンガ・アニメ関連の職場で働く機会をかちとり、その経歴を梃子に、マンガ・アニメ関連産業に就職してやろうというのが、学生側の狙い。
なお、記事を執筆したのは、MIKI TANIKAWAという日本人。ちょっと、ひいきしている・・・?
安価な食料を調達に、西友 – Walmart store へ。
途中、トイレを借りに、ミッドタウンに立ち寄る。
―ん。今日はいつもと違う。すごい混雑。トイレに行き着かない。いつもガラガラなのに。
今日は、クリスマスイブだということに気づく。どうやら、イルミネーションの見物らしい。
これほどの集客力だということは、よほどこったイルミネーションなのだろう、と思って、横目でながめると、たいしたことはない。今年の夏にやっていた、「水の花火」のほうがよほどすごかった(しかし、これほど人は集まってなかった)。なぜだろう?クリスマスイブの威力か。
そんなことを思いつつ、用を済ませて、西友へ。けやき坂のイルミネーションも、ミッドタウン並みに人が集まっているかと思いきや、それほどではなかった。この差は、広告費の差だろうか、広報戦略のうまさだろうか、などと思いつつ、買い物を済ませる。
そうそう。クリスマスの広告戦略と集客といえば、今日、BBC-world serviceで、こんな話をやっていた。
All Japan Wants for Christmas is Kentucky Fried Chicken ( http://www.cnbc.com/id/40759547 )
(BBCで聴いたからBBCの記事だと思っていたら、どうやら、Financial Timesの記事をBBCでやっていたということらしく、BBCのサイトから、FinancialTimesの記事を掲載しているCNBCのサイトに飛ばされた)
日本でのクリスマスの広告戦略による集客の成功例―ケンタッキーフライドチキン。
ケンタッキーフライドチキンは、70年代から、一貫して、「クリスマスはチキン」と日本で宣伝しつづけた。
当初は浮いていたが、長年続けた甲斐あって、大成功。今では、日本では、「クリスマスはチキン」が定着。12/23,12/24,12/25の三日間だけで、KFCは、通常の一か月分の売り上げを稼ぐようになった。
とのこと。バレンタインのチョコは、森永の広告戦略。クリスマスのフライドチキンは、KFCの広告戦略。みんな広告に乗せられやすいのか。いや、乗せられているとわかっていて、あえて、乗ってやる、むしろ、もっと乗せられたい!、といった心情なのかもしれない。
慢性的なIBS症候群(ストレスで、お腹がエラく痛くなったり、下痢になったり逆に便秘したり、といった大腸の病気らしい)の患者に、プラセボだよ、といってプラセボを飲ませたところ、プラセボとわかっていても、プラセボを飲まない人たちより、プラセボを飲んだ人たちの方が、効果があったひとの割合が倍に近かった、という話。
NPR:morning edition:
http://www.npr.org/2010/12/23/132276823/Even-Knowingly-Taking-A-Placebo-Seems-To-Help
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「痛いの痛いのとんでいけ!」と言うのは単なるおまじないだとわかっていても、
美人の女医さんに言われれば、
本当になおってしまう、
ってところ?
しかし、こういう治療法って、保険適用になるのだろうか?
あ、そうそう、この病気って、安倍晋三元首相が悩まされていたのと同じ?
プラセボ飲んでたら、国会乗り切れてたのだろうか?そういう問題じゃない・・・。
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なお、被験者のひとりによると、実験中プラセボを飲んでいるあいだは効いていたが、実験が終わって、公式の「プラセボ」が支給されなくなった途端に、また、症状に悩まされるようになったという。それで、この被験者は、店で、適当なハーブ・サプリメントを買ってきて、自分で自分の「プラセボ」にしたという。
毎日定期的にプラセボを飲むという「セルフヒーリングの儀式」を行うということ自体が効果をもつのではないか、というのが、研究者の仮説だそうだけども、どうだか。
BBC欧州担当エディターによるコラム:http://www.bbc.co.uk/blogs/thereporters/gavinhewitt/2010/12/a_bleak_year_in_europe.html
だいたいの内容は、
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まじめに教育課程を終えても、仕事に就けない若者の大量発生。
市場の圧力からユーロを守るためにとらざるをえなくなった財政再建のための歳出カット。
2010年を象徴するのは、この「危険なカクテル」。
危機は増大し、財政再建のための歳出カットの是非が問われ、2011年は、欧州激変の年になる。
希望なき歳出カットは無理。
歳出カットによる財政再建を進める欧州各国の指導者にとっての課題は、「彼らが若者に何を与えるか」。
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金融市場の必要と、若年層の生活との衝突が、発火点に達しつつある欧州。
「最近の若者は、草食系で、ガッツがないから、うまくいかなんだ」とかまだ言っているだけの余裕がある日本。
しかし、このままいくと、そのうち、発火点に近づくときも来るのかもしれない。
一回、火が点いてしまうと、後は速かったりして…。
まあ、そのまえに、経済状況が好転して事なきを得る、ということもあるかもしれないけれど。