米国における経済史研究の近況

New York TImes 2013/4/6:In History Departments, It’s Up With Capitalism

オバマ大統領夫人：ご先祖に白人-DNAテスト

ニューヨークタイムズ2012/6/16:Meet Your Cousin, the First Lady: A Family Story, Long Hidden

JacobTV がおもしろい

wnyc –New Sounds 6/16: Episode #3048 New Speech-Based Music

米テレビにChim↑Pom登場!

PBS-Frontline7/26:the Atomic Artists
アメリカの公共テレビPBSは、岡本太郎「明日の神話」をfeatureしたプロジェクトについてChim↑Pomを取材したドキュメンタリーを7/26放送分のFrontlineで放映。

BBC-radio4:リスナー急増

イギリスの新聞ガーディアン5/12：BBC Radio 4 reaches record audience
BBC radio4のリスナーが昨年比8%アップしたというニュース。年初から、中東騒乱、日本の津波など、注目の国際ニュースが目白押し、そこで、国際ニュースに強いBBC radio4にあわせる人が増えたとみられている。

　

キックボードを乗りこなす犬

イギリスの新聞テレグラフ動画2011/3/10：Norman the scooter-riding dog finds online fame – Norman, a scooter-riding Briard, has become an internet hit after his owners posted videos of his tricks online.

アメリカのジョージアにお住まいのワンちゃん。

雪合戦snow ball fight：全米代表

npr All things considered 2011/3/7 : Alaskans Win National Snow-Battlers Championship

来年日本で行われる雪合戦世界選手権の全米代表決定トーナメントが、アラスカでおこなわれた。
全米代表を勝ち取ったチームの代表にインタビュー。
日米のほか、カナダ（とスカンジナビア諸国？）も参加。

イギリスの新聞ガーディアン報道：MDMAが脳に損傷を与えると主張できるだけの科学的根拠はないとの研究結果。薬物追放キャンペーンに打撃。

こんな記事がでてる。本当？

イギリスの新聞ガーディアン2/19記事： Ecstasy does not wreck the mind, study claims – Previous research was flawed, say experts, but findings will shock those who campaign against the drug’s use 

ハーバード大学メディカル・スクールの研究チームが、Addiction という学術誌に先週発表した論文を報じた記事。なお、この研究は、 the US National Institute on Drug Abuseから出た公的資金で行われているのだという(→記事4段落)。

・エクスタシーMDMAが脳に与える影響についての過去の研究は、不十分なデータにもとづいて、過大な結論を出しており、科学的な実証研究としては、リサーチデザインに欠陥があった(以下、7段落から)。

1. サンプル数が少ない。大きな結論を出すには、不十分な人数。
2. サンプル選択に偏りがあった。MDMA使用者の標本はすべてクラバー、MDMA非使用者の標本は、すべて非クラバー。だから、過去の研究結果で「MDMA使用者の認知能力は、MDMA非使用者の認知能力よりも、有意に低い」となっていても、本当に、MDMAのせいなのか、クラブカルチャーのせい(特に飲酒と睡眠不足のせい)なのか、はっきりしない。
3. MDMA使用以外の条件（飲酒の有無、MDMA以外の薬物使用の有無、知的障害の有無）のコントロールをせずに、実証研究をしているため、「MDMA使用者の認知能力は、MDMA非使用者の認知能力よりも、有意に低い」という結果がでていても、本当にMDMAのせいなのか、それ以外の条件のせいなのか、はっきりしない。

・以上から、ドラッグの影響は、過去の実証研究では、過大に誇張されていた。

・そこで、MDMA以外の薬物をまったく使ったことがなく、知的障害もない、純粋培養のMDMA使用者をサンプルとして用意。本人の申告が虚偽だと研究結果がゆがめられるので、頭髪を分析して、飲酒歴・薬物使用歴を物質的に検証。そのうえで、純粋培養のMDMA使用クラバー52人と、MDMA不使用クラバー59人の認知能力を比較（7段落末～8段落）。

・結果、両グループの認知能力には、統計的に有意な差がみられなかった。いままでMDMAのせいだと思われていた認知能力の低下は、他の薬物の使用、飲酒、睡眠不足によって引き起こされていた、ということになる(8段落末)。

・ただし、違法に製造されたものには有害な不純物が含まれるので、やっぱり、危険。

・この研究論文の発表をうけて、認知能力が低下するからやめましょう、とPRしていた薬物追放運動関係者は、ショックを受けている。

今度は、クラブカルチャーは脳にダメージを与えるから止めましょうという運動に衣替えしたりして・・・。「クラバーやめますか、人間やめますか？」とかいって。

※たぶん、これがその論文の要旨→New study finds no cognitive impairment among ecstasy users

米ABCテレビ:日本人女性による子供連れ去り問題を追及

アメリカの民放テレビABCのニュース番組ワールドニュース2/15：
父親の懇願：日本へさらわれたアメリカの子供たちを取り返そうという、がむしゃらな努力：数百人のアメリカの子供たちが日本へさらわれている。アメリカ政府には介入する力がない

アメリカの民放テレビABCのニュース番組ナイトライン2/16：

　・日本へさらわれる: アメリカの子供たち数百人が日本へ連れ去られている:アメリカの息子と逃げることがどれだけ簡単か、日本人の母親はABCニュースに語った　「面の皮の厚い嘘。それから子供のための偽名。日本人の母親がアメリカ人の息子を日本へ拉致するために要ったのはそれだけ…」　

アメリカで米国人男性と結婚していた日本人女性が、別れた際に、配偶者の同意なく、子供を日本に連れ去ってしまう問題の追及キャンペーン。

ハーグ条約。親権についての法制度・慣習上の差異。

abductという言い方をしているということは、「拉致問題」のほうがしっくりしているのだろうか？この記事によると、FBIで手配されているみたいだし。

結構、刺激的な表現も目立つ。

→http://abcnews.go.com/International/abducted-japan-hundreds-american-children-returned/story?id=12898351末尾
　「うそついてパスポートを入手するというのは、国家安全保障上の脅威では？とたずねると、領事担当国務次官補Jacobs氏は、『かも。確かに、いい感じはしないですね』と言った」
→http://abcnews.go.com/International/abducted-japan-hundreds-american-children-returned/story?id=12898351&page=2下から8段落
「何人かに共通しているのは、高々、子供とのWebチャットと引き換えに、莫大な金額を要求されたこと。」
→　http://abcnews.go.com/International/abducted-japan-hundreds-american-children-returned/story?id=12898351&page=4
「親権がらみの誘拐でFBIのMost Wanted Listに掲載されている女性の捜索を、日本の警察は拒否」

※その後の展開：
　2/17夕方になって、米ABCニュースの扱いを産経新聞が国内で報道。　
　　見出しは「米大手ＴＶが“反日キャンペーン”」。

イギリス：ネット広告規制強化

イギリスの新聞テレグラフの記事：Internet advertising to face stricter regulation

3月からだそうです。